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                          Rd.1 岡山国際サーキット レースレポート
                           

                          SUPER GT 2023の開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が

                          4月15日(土)、16日(日)に、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行なわれました。

                           

                           

                          GT300クラスには27台のエントリーがあり、SUBARU BRZ GT300のドライバーは

                          井口卓人、山内英輝の2名がステアリングを握ります。

                           

                           

                          暖かい天気が続いていた中国地方でしたが、土、日とも天候は不順で、

                          予選、決勝とも大波乱となる展開でした。

                           

                          【予選】

                          公式予選のSUBARU BRZ GT300は井口卓人がタイムアタックしましたが、

                          雨は降り続き厳しい路面状況に変化します。

                           

                          それでも井口は、積極的にタイムアタックをしますが、

                          コース上の至る所で川が流れる状況になり、思うように走れません。

                           

                           

                          すると予選時間がまだ残っている状況にも関わらず、コンディション悪化という判断で赤旗中断となり、

                          その時点で無情にもQ1予選終了となってしまいました。

                           

                          井口はまだアタックしきれておらず、11位のまま終了となり、

                          SUBARU BRZ GT300はQ1敗退という力を出しきれない不完全燃焼な結果になってしまいました。

                           

                           

                          【決勝】

                          開幕戦の決勝レースも天気に翻弄された大荒れの展開となりました。

                          数回のFCY(フルコース・イエロー)やSC(セーフティカー)が出動し、

                          さらに赤旗中断もあり戦略的に競うには難しい展開でした。

                           

                           

                          SUBARU BRZ GT300は予選順位22位からの追い上げを狙いますが、スタートドライバーの井口卓人は

                          ドライ路面とウエット路面が交互となる状況で思うように走れません。

                           

                          33周を終えた時点でまだ路面は濡れているものの、チームは天候の回復を予測し、

                          スリックタイヤを選択して山内英輝に交代しました。

                           

                           

                          山内は周回を重ねるごとに順位を上げる激しい走りを見せます。

                          22位でコース復帰した山内はわずか8周で16位まで順位を上げましたが、

                          この時のラップタイムは全体で3番手のタイムを刻んでいました。

                           

                          しかし、まだウエット状態が残るコースをスリックタイヤで走るにはリスクが伴い、

                          ウエット路面に脚をすくわれ、コースアウトを喫します。

                           

                           

                          その後レースに復帰はしたものの、順位争いに加わるところまでは回復できず、レースを終了しました。

                           

                          ■小澤正弘総監督

                          「まだ濡れたところがあるタイミングでのスリックタイヤ選択でしたけど、気迫溢れる追い上げはよかったです。

                          しかし、リスクを抱えながら攻めたので難しかったですね。

                          次戦の富士スピードウェイは4回連続表彰台にのぼっているので、次戦も表彰台を狙います」

                           

                          ■ドライバー山内英輝

                          「コースアウトするまでは良かったのですが、ブレーキで根負けしない気持ちでいったことが原因ですから、

                          状況の判断能力が足りてなかったというのが結果で、僕のミスが原因です。

                          次の富士スピードウェイは良い傾向で、僕たちはドライには自信があるので、

                          判断ミスしないようにしたいと思います」

                           

                           

                          次戦は5月3日(水)、4日(木)に富士スピードウェイで「FUJIMAKI GROUP FUJI GT 450km RACE」が開催されます。

                          相性のいい富士でのSUBARU BRZ GT300の活躍にご期待ください。

                           

                           

                           

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