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                        Rd.8 富士スピードウェイ 予選&決勝レポート

                         

                         

                         

                        昨年2020年の SUPER GT シリーズ最終戦。

                        TGR TEAM KeePer TOM’S 37号車は、トップで最終ラップの最終コーナーを立ち上がったが、フィニッシュラインまで約500mでガス欠によって失速、優勝とチャンピオンを獲り逃した。

                        今シーズンは、チャンピオン獲得の権利はすでに失ってしまっているが、最終戦優勝という目標を掲げて富士スピードウエイに乗り込んだ。

                         

                         

                         

                        走り出し、練習走行で持ち込みセッティングが若干合わず、思うようにタイムが伸びない状況だったが、マシンづくり、セッティングの方向性は間違っていなかった。セッティングを進めるごとにタイムアップ。練習走行終了時に3番手。

                         

                         

                        臨んだ予選では3番手のタイムを記録して、66周の決勝レースを2列目のグリッド、イン側からスタートすることとなった。

                        昨年チャンピオンを争ったNSX1号車は一つ前のグリッドに位置した。

                        富士スピードウエイで強さを発揮してきたSupraとして、37号車は優勝へ向けて一歩前進の予選結果となった。

                         

                         

                         

                        ●フェネストラズがQ1を担当。
                        ●練習走行からいきなりコースレコードを更新するライバルが出現。Q1の突破にはレコードブレイクが必要と思われた。
                        ●路面温度12℃という厳しい状況下で、慎重にウォームアップを行ってアタックに入った。1分26秒台のタイムへ入り、アタック最終ラップでコカコーラコーナーでコースオフ。コンマ何秒かをロス。その周のタイムがベストだったが、走路外走行でタイム抹消。
                        8番手でQ2進出を果たした。
                        ●ポールポジション争いは1分25秒台の戦いとなっていた。
                        ●平川は、コースインして5周目に25秒台に突入。コースレコードタイムを更新、ポールポジションの可能性が増してきた。
                        ●しかし、6周目にタイムは伸びず、3番手で予選を終えた。

                         

                         

                         

                         

                        快晴の空の下、決勝66周のスタートが切られた。

                         

                        スタート直後の1コーナーでチームメイトの36号車が好スタート。アウト側に並んできた。

                        チームメイトとはいえ、順位を争うライバルには変わりない。

                         

                        イン側のTGR TEAM KeePer TOM’S 37号車は、無理をせずにラインをキープ。その結果としてポジションをひとつ落として1周目を終えたが、2周目にすぐに前を行くポイントリーダー、NSXの1号車をパスして36号車に続いて3位へ。

                        トップを行くSupraの14号車とともにトップ3はSupraが独占した。

                         

                         

                        序盤のセーフティーカーランからのリスタートで36号車とともにポジションアップ。 TOM’Sの1、2体制が築かれた。

                        約4秒から5秒の差で周回を重ねた2台は、そのままフィニッシュラインを切り、TEAM TOM’Sとしては最高の結果となったが、37号車としては昨年の雪辱を晴らすことはできなかった。

                         

                         

                        ●フェネストラズがスタートドライバーを担当した。
                        ●スタート直後の1コーナーでは、直前の1号車、そして背後から36号車が接近。一塊となってクリッピングへ。イン側のラインをキープしてクリア。1号車のテールに食らい付いて、2周目の1コーナーで3位へ。
                        ●7周目から12周までセーフティーカーラン。リスタートで36号車と共にトップの14号車をパスしてTOM’Sの1・2体制。
                        ●27周してピットイン。平川へドライバー交代。ピット作業で若干のタイムロス。
                        ●ピットインのタイミングでトップとの入れ替わりは実現できなかった。
                        ●トップの36号車を追いつつ、14号車との間合いを注視しながら2位をキープしてフィニッシュ。
                        ●平川がランキング7 位。フェネストラズは、終盤3戦で17位。チームランキングは7位で 2021年シーズンを終えた。

                         

                         

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