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                          RACE    2024 AUTOBACS SUPER GT Round1 FUJI GT 3HOURS RACE
                          DATE    予選︓2024年5⽉3⽇ 決勝︓2024年5⽉4⽇
                          CIRCUIT    富士スピードウェイ(静岡県)
                          WEATHER   予選︓晴/ドライ 決勝︓晴/ドライ
                          RESULT     公式練習︓13位 予選︓6位 決勝︓7位

                           

                          新型シビックデビューレースとなる開幕戦の岡⼭において、3位表彰台獲得したSTANLEY TEAM KUNIMITSU。

                          24kgのサクセスウェイトを搭載して臨んだ第2戦富⼠は、予選6位からライバルたちと激しい攻防戦を⻑きにわたって展開。

                          惜しくもポジションアップのチャンスは訪れず、7位⼊賞で戦いを終えている。

                           


                          ◎予選⽇︓
                          開幕戦から3週間。舞台となる静岡・富⼠スピードウェイでの戦いは、恒例のゴール
                          デンウィーク開催となる。

                          このため、通常の⼟、⽇曜での開催ではなく、今回は5⽉3、4⽇の⽇程で繰り広げられた。

                          搬⼊⽇から安定した天候に恵まれた今回は、レースウィークが進むごとに気温が上昇。

                          霊峰富⼠も麗しい姿を連⽇に渡って披露し、絶好の観戦⽇和になった。
                          予選⽇は、午前9時から公式練習がスタート。気温18度、路⾯温度24度のコンディ
                          ションのなか、まずは⼭本尚貴選⼿がNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTに乗り込
                          み、持ち込みのセット確認をはじめとしたメニューに取り組んだ。

                          また、セッション序盤に早くも1分28秒202というチームベストタイムをマークする。

                          その後もピットインを重ねつつ、予選、決勝に向けてのクルマ作りに着⼿した。

                           

                          ⼀⽅、シーズンオフの公式テストを⽋席した牧野任祐選⼿にとっては久々の富⼠となる。

                          GT300クラスとの混⾛枠の終盤、⼭本選⼿からステアリングを受け取ってフィーリングを確かめると、

                          そのままGT500クラス専有枠でも出⾛。

                          ⾃⾝のベストタイムとして1分28秒446を刻み、No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTとしては13番⼿でセッションを終えることとなった。
                          午後に向けて強い⽇差しが照り、気温も上昇。

                          午後2時25分に始まった予選は、気温23度、路⾯温度38度のコンディションで幕を開けた。

                          GT300クラスのQ1を経て、GT500クラスのQ1が午後2時58分にスタート。

                          牧野選⼿がスタンバイし、コースインのタイミングを図った。

                          計測4周⽬にアタックラップへと挑んだ牧野選⼿は、1分27秒396のタイムで9番⼿通過を果たす。
                          そして午後3時54分からは⼭本選⼿によるQ2がスタート。

                          今シーズンから導⼊された予選ルールによって⼭本選⼿はQ1で装着したタイヤ、

                          つまり中古タイヤでのアタックで1分27秒590のタイムをマーク。

                          Q2において6番⼿となった。

                          そして、合算タイム2分54秒986をもって、No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTは決勝レースを6番⼿からスタートすることになった。

                           

                           

                          予選を終えた⼭本選⼿は、「⾛りはじめの時点でクルマのバランスがあまり良くなく、苦戦したように思います。

                          しかしながら、Q2ではそれが良くなっていたので、決勝に向けてバランスのいいクルマに仕上げることができれば、ポジションアップも狙えると思います」と決勝に向けて期待のコメント。
                          ⼀⽅、牧野選⼿は「公式練習からいろいろ試⾏錯誤しながらセットアップしました。
                          ただパッとしたものが⾒つからなかったですね。⾃分の予選もちょっとミスがあった
                          ので」と悔しい気持ちを⾔葉にしたが、「予選6番⼿とまずまずの位置にいるので、
                          ⻑い決勝でポジションを上げていきたい」と意欲を⾒せた。

                           

                          ◎決勝⽇︓

                          予選⽇よりも⾼い気温となった決勝⽇。朝からまぶしい陽光が差し込み、澄み切った⻘空がサーキット上空に広がった。

                          多くのゲストを迎え⼊れたサーキットは熱気に包まれ、SUPER GT初の3時間レースにふさわしいスタートを迎える。

                           

                          午後1時30分、気温23度、路⾯温度41度というタフなコンディションのなか、

                          静岡県警によるパレードラップからフォーメーションラップを終え、いよいよ⻑時間にわたる戦いが始まる。

                          No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTのスタートドライバーを務める⼭本選⼿は、予選順位の6番⼿のままオープニングラップを終えて周回を重ねていく。

                          また、開始25分で早速フルコースイエロー(FCY)が導⼊されることになったが、FCY解除を機に、後続の38号⾞GR Supra、さらに36号GR Supraとの攻防戦となり、惜しくも先⾏を許してしまった。

                           

                           

                           

                          ルーティンのピットワークを⾏なったのは、35周終了時。

                          タイヤ交換と給油のみを済ませ、⼭本選⼿がダブルスティントを担当する戦略を採った。

                          しかしながら、No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTは全GT500クラスが最初のピットインを済ませた時点で9番⼿を⾛⾏することに。

                          だが、すぐさま反撃に打って出て、45周⽬には8番⼿へと浮上して周回を重ねていく。

                          その後も⼭本選⼿は2回⽬のピットインに向け、最後の最後まで前⽅⾞両を追う⼀⽅、後続からのプレッシャーを跳ね除ける⾛りを披露した。
                          チームは75周終わりで2回⽬のピットインを実施。

                          タイヤ交換、給油そして⼭本選⼿から牧野選⼿へとドライバー交代を済ませ、チェッカーを⽬指す。

                          他⾞も似通ったタイミングでピット作業を⾏なったこともあり、牧野選⼿は早速⽬前の16号⾞CIVIC TYPE R-GTを逆転して8位に。さらには38号⾞GR Supraの背後に迫る⼒⾛を
                          ⾒せた。

                           

                           

                           

                          最終盤を迎えたコース上では、チェッカーまで10分を切った時点で3番⼿を⾛る⾞両がトラブルでピットイン。

                          これによりNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTは7位に浮上し、チェッカーが迫るなかでも⼒⾛を続けて3時間の⻑い戦いを終えている。
                          今回の3時間レースで得たデータをベースに、続く第3戦鈴⿅に臨むこととなるSTANLEY TEAM KUNIMITSU。

                          状況に適したタイヤ選択、セットアップを進めるなか、今回同様の3時間レースをいかに組み⽴てるかがカギとなってくるだろう。

                          チームの総合⼒を遺憾なく発揮し、シーズン序盤の最後の戦いを⼿応えある形で締めくくりたい。

                           

                          ◎⼩島⼀浩監督

                          今回、いろいろ苦しい部分が多く、また流れとしてもいいものがなかったように感じました。

                          そのなかでなんとか修正しようとチーム総出で臨みましたが、

                          決勝においても総体的にスピードが⾜りなかったと受け⽌めています。
                          ⼀⽅、次の鈴⿅に繋がる戦いはできたと思っています。

                          第3戦に向けて全⼒で臨みますので、引き続き応援ください。

                          よろしくお願いします。

                           

                          ◎⼭本尚貴選⼿

                          決勝では、スタートからひとつポジションを落としてしまいました。

                          今回のレースは、スタートそしてセカンドスティントを担当しましたが、

                          終始にわたりペースがなかなか上がらず、ツラいレースになってしまいました。

                          選択するタイヤなど、次の鈴⿅戦に向けて⾒直しを図り、戦いに臨みたいと思います。

                           

                          ◎牧野任祐選⼿

                           

                          僕が担当した最後の第3スティントでは、⼭本選⼿と異なるタイヤを選択して臨んだのですが、

                          結果として最初から最後まで⾃分たちが防戦⼀⽅というレーススタイルになってしまいました。

                          次の鈴⿅まであまり時間はないのですが、しっかり⽴て直しを図りたいと思います。

                           

                           

                           

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