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                          Rd.3 鈴鹿サーキット レースレポート
                           
                          公式予選
                          晴天のもと、午後3時58分にコースオープンした予選Q1に向け、ENEOS X PRIME GR Supraのステアリングを握ったのは山下健太。
                          朝から吹き続けていた風は午後も非常に強かったが、ストレートに向けて追い風。そこまで大きな影響はなさそうにも感じられた。
                          そんななか、公式練習から得られたフィードバックをもとに、山下は午前に履いていなかった柔らかめのタイヤを選びコースイン。
                          Q2に控える大嶋和也に繋げるべくタイヤをウォームアップさせると、アタックラップに入っていった。
                          公式予選決勝レース6月3日(土) 天候:晴れ 路面:ドライ6月4日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ 山下は4周目、1分45秒666というタイムをマークしたが、「ちょっとグリップが足りていない印象でした。
                          予選で言えば結果論ですが、持ち込みが合っていなかったような感じがします」と結果は11番手。Q2の大嶋に繋げることはできなかった。
                          他チームもタイヤには苦戦している様子が感じられたが、「僕たちはロングランはそれほど悪くないのではないかと思っています」と山下は語った。
                          最終的に、予選で失格車両が出たことからグリッドは10番手に。決勝でタイヤが力を発揮することを期待しつつ、チームは予選日を終えた。
                           
                           
                          決勝レース
                          迎えた6月4日(日)の決勝日は、風もほとんど止み初夏の陽気のなかで迎えた。
                          ENEOS X PRIME GR Supraのステアリングを握った大嶋は、午後1時30分に始まった決勝レースで、10番手からスタートを切った。
                          ENEOS X PRIME GR Supraは抜群にフィーリングが良いというわけではなく、オーバーテイクを繰り返すような速さではなかったものの、前日の公式予選ほど悪いわけではない。
                          大嶋はまずは5周目のデグナーカーブで前を走っていた#64 NSX-GTをかわすなど前を追っていったが、7周目にGT300車両のタイヤが外れ、一度レースはセーフティカーランとなる。
                           
                          仕切り直しとなった13周目のリスタート後、後方からは#3 Z GT500が接近。
                          16周目には先行を許したが、しっかりと食らいつきながら序盤戦を進めていった。
                          今回のレースも450kmレースであることから2回の給油をともなうピットストップが求められるが、大嶋はタイミングとしては早めの26周を終えピットイン。
                          山下に交代した。
                          ここで、チームは給油量を少なくしてピットストップ時間、さらにトラックポジションを稼ぎ出すことに成功した。 その後は比較的山下のペースも良く、戦略も良かったことからポジションを上げていき、ピットアウト時は10番手前後だったものの、ライバルたちも1回目のピットストップを終えると、6番手につけた。
                          前日の公式予選では速さがなかったが、大嶋と同様に山下はこの日のENEOS X PRIME GR Supraに悪くない感触を得ていた。48周を終え山下は2回目のピット作業をこなし、ダブルスティントへ。7番手につけ、上位はそこまで離れていなかったことから、さらなるポジションアップを狙って山下はさらにペースを上げていった。
                          この時点で、まだ2回目のピット作業を終えていない車両がいたことから、6番手以上は十分に可能だった。
                           
                          しかし58周目、東コースのバックストレートを立ち上がった山下はセーフティカー導入の連絡を受ける。
                          130Rを立ち上がると、日立Astemoシケイン入口で大きなアクシデントが起きパーツが散乱している。
                          山下は安全に減速し、なんとかパーツがないところを通過したが、左右に停止しているアクシデント車両を見ると、今までにない大きなアクシデントであることを感じた。
                          このアクシデントは、山下の2ポジション前を走っていた#23 Z GT500がGT300車両と接触、アウト側のタイヤバリア、キャッチフェンスにクラッシュしたものだった。
                          レースは即座にセーフティカー導入、さらに赤旗中断となった。
                          幸い、#23 Z GT500をドライブしていた松田次生選手に大きな怪我はなかったという報が入ったが、コース施設が復旧できず、赤旗のままレース終了となった。
                          ENEOS X PRIME GR Supraは結果的に6位でフィニッシュしたが、その時点でトップで58周を終えていた#3 Z GT500が当初優勝とされていたものの、2回のピットストップを終えておらず、抗議が提出された。その後控訴まで出たことから、正式結果決定には至らず。6位は変わらなさそうだが、後味が良くない状況でレースを終えることになった。
                           
                          ドライバー/監督コメント
                          大嶋 和也
                          6位という結果で終えましたが、予選順位を考えると良かったのかなと思います。選んだタイヤがいまひとつで、クルマのフィーリングもいまひとつしっくり来ない状況でした。ペースは悪くはないものの地力で抜いてくるほどでなかったですね。そんななかでも、事前に考えていた戦略がうまくはまって、しっかり順位を上げられたので良かったかな、と思いますね。できればもうひとつ、ふたつ上の順位に入ることができれば良かったですが、次戦の富士に向けては良い順位で終えられたのではないかと思います。燃料流量リストリクターが入っていないので、次戦まだ表彰台のチャンスはあると思います。とは言え、今シーズンは決勝レースのペースがまだ少し足りないところがあるので、なんとか改善してきたいと思います。
                           
                           
                          山下 健太
                          今回も後半スティントを担当することになりましたが、クルマのフィーリングとしては良くも悪くもなく……といった感じだったでしょうか。それでも予選に比べると、若干良くなった感触はありましたし、周囲と同様に走ることができました。僕のスティントでは、はじめに燃料を軽くして速く走れるようにして、そのおかげもあってポジションを上げることができました。2回目のピットもうまくいき、この順位で前も少し接近していたので、これから……という楽しみもあったところでレースが終わってしまうことになりました。予選順位を考えると悪きない結果ですし、4位に入ると燃料流量リストリクターが絞られてしまうところがありました。今回の結果で次戦の富士はそのままでいけますし、富士で勝てればいいかな、と思っています。
                           
                           
                           
                          高木 虎之介
                          予選順位がかなり苦しい状況で臨んだ決勝レースでしたが、ピットストップもうまくいきましたし、二度のピット作業もそこまでミスもありませんでした。そこで順位を上げることができましたし、レース後半はペースも良かったですからね。赤旗中断となってしまいましたが、前に追いつけそうなチャンスがあっただけに悔しいですね。今回、決勝結果が当初は『ピット入らなかった者勝ち』になっていたので、そのあたりはルールでうまくやっていってほしいと思います。結果は6位でしたが、4位を目指していたのでちょっと悔しいところです。間違いなくもっと上にいけるチャンスはあったと思いますね。次戦は富士なので、しっかり優勝を獲りにいきたいですし、最低でも表彰台には立ちたいと思っています。
                           
                           
                           
                           
                           
                           
                          PHOTO BY Noriaki MITSUHASHI / N-RAK PHOTO AGENCY

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