9月17日(日)スポーツランドSUGOでSUPER GTシリーズ第6戦、
「SUGO GT 300km Race」の決勝レースが行なわれました。
延べ2万7900人の観衆を集める中SUBARUBRZ GT300は4位でレースを終えました。
SUGOを得意とするSUBARU BRZ GT300は優勝を目指してサーキット入りしましたが、
前戦第5戦の鈴鹿のレース後にBoPが変更され+15kgのウエイトが追加されました。
サクセスウエイトは69kgの搭載で、マシン重量増は大きなハンデとなりますが、
相性の良さを活かして勝利を目指しました。
【予選】
不安定な天候の中で始まった予選で、BRZ GT300はB組で走ります。
25台のエントリーがあり、A組12台、B組13台に分かれてQ1予選を走ります。
Q1は井口卓人が走りB組2番手のタイムを出しQ1予選を通過しました。
続くQ2予選は山内がポールポジションを狙って走ります。
山内は1分17秒855をマークし一時トップに立ちましたが、2台のマシンが山内のタイムを上回り、
予選3位のポジションとなりました。
【決勝】
スタートドライバーは井口卓人で、3位からスタートのBRZ GT300を含めた上位4台が
トップ集団を作り接戦が繰り広げられました。
BRZ GT300は3位争いを52号車、6号車と争うことになり、20周を終えたところで6位に順位を落とします。
その後、井口は順位を守り6番手でピットインし山内に交代しました。
ピットでは燃料の給油とタイヤ4本を交換してピットアウト。
総合16位でコースに戻りますが、山内に代わって数周するとGT500マシンがクラッシュし、
赤旗中断になってしまいます。
レース再開後山内は順位の挽回をすべく、ペースを上げ、リスタートした時点では総合14位。
レースが再開してから10周ほどした時のトップとの差は10秒以内。
その中に11台がおり、激しい順位争いに変わります。
山内はターゲットマシンを一台ずつ追い抜き、順位を上げます。
レース再開から20周すると5位のポジションまで挽回しました。
そしてトップとの差は3.615秒まで縮めます。
がしかし、限界が近づくタイヤで必死に周回を重ね、最後はポジションをしっかりキープし5位でチェッカーを受けました。
その後再車検で車両規定違反のマシンが失格処分となり、BRZ GT300は4位に繰り上がりました。
井口卓人
「予選では雨が残っていてドキドキしましたけど最後にタイムを出せたのでホッとしました。
タイヤ選択などチームの判断とクルマのバランスも良かったです。
SUGOは得意なので優勝したかったのですが、ちょっと足りなかったです」
山内英輝
「求めていた順位ではないのですが、うまく挽回できた順位だと思います。
ただ、足りてない部分も見えてきたので、改善することでチームも進化できるのでそれは楽しみな部分でもあります。
レース再開してからはターゲットが全部視界に入るので、楽しかったですね」
小澤正弘総監督
「2人ともグッジョブな走りを見せてくれましたが、もっと強くないと勝てないですね。
シリーズは厳しいところに行ってしまいましたが、
次のレースでも優勝を目指して走りますので、応援をよろしくお願いします」
次戦は大分県日田市にあるオートポリスで10月14日(土)、15日(日)に
「SUPER GT第7戦 AUTOPOLIS GT 450km RACE」が開催されます。
優勝を目指して熱い走りをする
SUBARU BRZ GT300への応援を引き続きお願いします。