SUBARU BRZ GT300は15位フィニッシュ
AUTOBACKS SUPER GT Round 2 Race Report
開催日 2024 年5 月3 日(金)〜5 月4 日(土)
開催地 富士スピードウェイ(静岡県小山町)
レース 4.563km x 3 時間 参加台数 : 27 台(GT300)
天候 3 日(金) : 晴れ 4 日(土) :晴れ 観客数 :8 万8,400 人
5月3日(金)、4日(土)SUPER GT2024シリーズの第2戦「FUJI GT 3Hours RACE」は
延べ8万8,400人の大観衆を静岡県小山町の富士スピードウェイに集めて行なわれました。
今シーズンはレースフォーマットの変更があり、第2戦は3時間レースという時間区切りになりました。
また2回のピットインと給油が義務付けられ、そして予選タイムはドライバー2名の合算タイムとなりました。
【予選】 予選はQ1を井口が走り、Q2を山内が走ります。
開幕戦はQ1を山内が走ったので、順番を入れ替えての予選アタックとなりました。
Q1はランキング順にA組14台、B組13台に分かれ、前戦の優勝ドライバーがくじ引きで
A組、B組のどちらが先に予選を走るのか順番を決めます。
今回はB組が引かれたので、Q1予選を最初にB組がアタックすることになりました。
そして井口はB組で走行し13台中5位でQ1を終え、Q2のアッパーグループGr1に入りました。
つづく山内は、Q2予選で3番手タイムを出しましたが、二人の合算タイムは8位という順位になりました。
【決勝】 スタートドライバーは山内英輝で、ダブルスティントを担当します。
そしてラストは井口卓人がチェッカーを担当するという作戦で臨みました。
山内はオープニングラップで一台を抜き去り、ポジションを一つ上げてストレートに戻ってきます。
その後、順調に周回を重ね22周目にもライバルマシンを抜き6位に上がりました。
30周を過ぎると1回目のピットインを実行するチームが現れ、BRZ GT300は34周目にピットに入ります。
最初のピットインでは満タンにし、タイヤも4本交換するフルサービスを行なうチームが多いため、
コースに戻った時は15位ですが、ピットに入っていないマシンを除くと7位でコースに戻りました。
その後、ピットインするマシンも増え、順位は目まぐるしく変わりますが、68周目に井口と交代する時は4位でバトンを渡します。
しかし、2回目のピットでは燃費の良いマシンやタイヤ無交換というチームもおり、ピット作業時間に差が出て、
井口は8番手でコースに戻ることになりました。
井口は粘り強い走りで7位に上がり順位をキープします。レース終盤、残り10分ほどになると燃料切れのアラートが点灯します。
緊急ピットインをし、少しだけ給油してすぐにコースに戻りました。
しかしながら、燃料切れのアラートは消えずエンジンが停止してしまいチェッカーを受けられずにフィニッシュとなりました。
結果は15位完走となりました。
小澤正弘総監督
「申し訳ありません。正確にはまだわかりませんが、おそらくガス欠だと思います。
レースはある程度想定内で展開できていて、タイヤも良い仕事をしてくれているので、
次に繋がる手応えはあります。
次の鈴鹿は全開時間が短いので燃費差は小さくなりますし、路面温度が上がって接地荷重も上がるので得意な環境になります。
これに懲りずに声援を送っていただければと思います。」
次戦のSUPER GT第3戦は6月1日(土)、2日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで「SUZUKA GT 3Hours RACE」が開催されます。
苦しいシーズンスタートとなりましたが、この先もチーム一丸となって臨みますので、引き続き応援をお願いします。