SUBARU BRZ GT300、8位完走
AUTOBACS SUPER GT Round 3 Race Report
開催日 2025 年6 月26 日(木)〜6 月28 日(土)
開催地 マレーシア・セパン・インターナショナル・サーキット
レース 5.543km x 55 周 参加台数 : 19 台(GT300)
天候 26 日(木):曇り 27 日(金) : 晴れ 28 日(土):曇り

6月27日(金)、28日(土)SUPER GT2025シリーズ第3戦「SUPER GT MALAYSIA FESTIVAL 2025」が、
マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されました。
マレーシアにはGTカルチャーが根付いており、12年ぶりの開催にも関わらず多くのSUPER GTファンが集まりました。
SUBARU BRZ GT300は2013年のSUPER GTセパン戦以来で12年振りにマレーシアのファンに姿を見せることができました。
またGT300クラスには19台のエントリーがあり、Q1予選は各組上位6台、Q2は12台でポジションを競います。
そして決勝レースは300km55周で行なわれました。
【予選】
Q1予選は井口卓人が2アタックで臨み、最初のアタックでは0.2秒届かず7番手の順位。
すぐさま無線で状況が伝えられ2回目のアタックに挑み、2分4秒243で6番手のタイムを記録。
無事Q1を通過しました。
しかしピットに戻った井口は、セットアップが芳しくない為セット変更を助言し、Q2の山内英輝に期待がかかります。
山内のタイムは2分2秒747の3番手タイム。しかしライバルもタイムアップし結局5番手で予選を終えました。
【決勝】
スタートは井口卓人で、予選で使ったソフトタイプでスタートします。
しかしグリップが弱く、オープニングラップで2号車に先行され、その後777号車に交わされてポジションダウンします。
さらに56号車には最終コーナーで追突され、8周した時点でポジションは9位となりました。
更に18周目に31号車に先行され、チームはBRZ GT300のミニマム周回数になると早めのピットインを選択し、
ハードタイヤに交換して山内英輝と交代しました。
山内の順位は、各車のピットインが終わると9位へと戻していました。
山内の序盤は先行する65号車、777号車より速いタイムでギャップを埋めていきますが、追い抜くまでには至らず、
ポジション9位のままチェッカー。
その後、上位車がペナルティを受けたため、繰り上げ8位となりました。
【小澤正弘総監督】
「今回持ち込んだタイヤは、路面にしっかりラバーが乗った状態のほうが良かったようで、
序盤の井口のタイミングではタイヤがどんどん削れて厳しかったです。
次戦は富士スピードウェイですし、夏場に強いダンロップタイヤにも期待して頑張っていきたいと思います」
次戦のSUPER GT第4戦は8月2日(土)、3日(日)に静岡県小山町の富士スピードウェイでスプリントレースが開催されます。
このレースは特別なフォーマットを導入し、通常2名のドライバーで走るSUPER GTですが、
それぞれが土曜日と日曜日に予選と決勝を行なうスプリントレースになります。
新しい試みですが、BRZ GT300がいつもよりたっぷり楽しめるレースとなるので、引き続き応援をお願いします。
