開催日 2025 年8 月23 日(土)〜8 月24 日(日)
開催地 三重県鈴鹿市 鈴鹿サーキット
レース 8.807km レース 52 周 参加台数 : 28 台(GT300)
天候 23 日(土): 24 日(日) : 晴れ 観客数 :4 万8000 人
2025年SUPER GTシリーズ第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」が8月23日(土)、24日(日)に、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行なわれ、延べ4万8000人の大観衆を集めました。
土、日ともに35度前後の気温と高い湿度、そして高い路面温度の中で開催されましたが、SUBARU BRZ GT300は完璧なレース展開でポールポジションを獲得。
決勝レースでも今季最高位となる2位を獲得しました。

【予選】 午後のQ1予選B組は井口がアタックします。ピットアウトを遅らせてクリアラップを作り、井口はゆっくりと2ラップを周回。
3周目に渾身のアタックを開始しました。
するとセクターごとに全体ベストを刻みQ1予選B組でトップタイムをマークしました。
井口の記録はA、B組合わせてもトップタイムでした。Q1の各組9位までがQ2に進出し、18台によるポールポジション争いになります。
SUBARU BRZ GT300は山内が最多ポール獲得回数更新を目指しアタックをします。
山内は井口と同様ゆっくりとタイヤをあたため1周のアタックに集中しました。
すると山内は唯一の1分56秒台のタイム、1分56秒869をマークし、自身15回目のポールポジションを獲得しました。
これで単独トップの獲得回数となりました。
【決勝】 スタートは井口卓人が担当し、逃げ切りを仕掛けます。
オープニングラップで井口は綺麗にホールショットを決め、2番手に1秒392のリードをつけます。
井口は順調に周回を重ね、トップを明け渡すことなく首位をキープしたまま山内英輝にバトンタッチしました。
山内がピットアウトすると、先行してピットインを済ませていた60号車はすでにストレートを通過中であり、続く7号車、5号車にも先行されてしまいます。
そして6号車にも抜かれ5位に落ちますが、その後、山内は6号車を抜き返し、4位のポジションで後半戦を競います。山内は3位を走る5号車をターゲットに周回を重ねていき、45周目にFCYが出され、解除のタイミングで5号車はリスタートに失敗。
山内は3位に浮上することができ、今季初表彰台を獲得しました。
また2位のマシンが失格となり繰り上げで今季最高位の2位を獲得しました。
山内は、「今季初めて表彰台に立つことができたので、良かったです。もちろん勝ちたかったので悔しいですけど、これまでのことを考えると結果を出せたレースだったと思います」、と語り、井口も「できるだけ引っ張りたいという作戦もあったのですが、ピットインのタイミングが難しかったです。
でもここで表彰台に立てて、少しホッとしているのは正直な気持ちとしてあります」、とコメントしています。
小澤総監督 「スタートからのペースは良かったと思います。戦略的にも綺麗なレースだったと思いますが、60号車のピット作業が短かったのと7号車はペースも速かったですね。
それでも最後まで諦めなかった結果、表彰台に登れたので良かったと思います。
このあと得意のSUGOとオートポリスなので、優勝を狙います」
次戦のSUPER GT第6戦SUGOは9月20日(土)、21日(日)に宮城県村田町のスポーツランド菅生で300kmレースが開催されます。
得意のSUGOで優勝を目指すSUBARU BRZ GT300への応援をよろしくお願いします。
