2016 SUPER GT 第4戦 「SUGO GT 300km RACE」スポーツランドSUGO
決勝:7月24日(日)コースコンディション:Dry
熊本の震災の影響で5月に予定されていたオートポリス大会が中止になり、ゴールデンウイークに富士スピードウエイにて行なわれてから約2ヶ月半のインターバルが空いた本大会。
シリーズ2位で菅生に挑んだKeePer TOM’S 37号車はウエイトハンディを克服し予戦Q2進出を果たし、6番グリッドからレースをスタートした。
上位車両が順位を落とす中で着実に順位アップ
LEXUS TEAM KeePer TOM’S 37号車は、スポーツランド SUGOで行われた 2016スーパーGT第4戦の決勝を6番手グリッドからスタートし、ジェームス・ロシターがスタートドライバーを担当。スタート直後の混戦の中で果敢に5位をゲット、その後も上位車両が順位を落とす中で着実に順位アップをして序盤戦では表彰台圏内の可能性が出てきた。
その後トップ走行の車両が相次いで順位を落として一時は2位を走行する展開を見せた。
36周してピットイン、平川亮にドライバー交替をする。
タイヤの摩耗に苦しみ8位フィニッシュ
マシンを受け継いだ平川亮は9位でレースに復帰した。
しかしコースインした後、数周に渡りタイヤの温まりが悪く、その後もペースが上がらず苦しみながら順位を落とすこともあったが、最終的に8位を走行中76周目に入ったところでレースはアクシデントのため赤旗中断、そのままレース成立となった。結果、混戦となったレースで3ポイントをゲットしてシリーズランキング上位となる3位を維持したまま次戦富士を迎える。
ジェームス・ロシター
「自分の担当した最初のスティントは、とても良いレースができた。スタート直後の3コーナー先で前の車両をパスして順位を上げることができたし、RC Fはペースがよかったので、一時は2位まで順位を上げられた。しかし、スティントの後半は序盤にタイヤを少し酷使したのでペースが上がらなかった」
平川亮
「4位の時点でバトンタッチしたのですが、タイヤの温まりが悪かったのと、集団に紛れて思うようにペースが上がらずに苦労しました。単独では問題無く思ったようなペースで走行出来るのですが、前にマシンが居るとどうしてもタイムが落ちてしまい苦しい展開となってしまいました。」