KeePer TOM’S 1号車 3位表彰台を獲得!シリーズランキングもLEXUS勢トップの3位へ浮上 Rd.3 「SUZUKA GT300km」
2018 SUPER GT 第3戦 「SUZUKA GT 300km RACE」鈴鹿サーキット
予選:2018 年 5 月 19 日(土)
決勝:2018 年 5 月 20 日(日)
予選結果より4位のポジションでスタート!
5月4日、ゴールデンウィーク恒例の富士GT500kmレースから約2週間の短いインターバルを経て、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットにてGT300kmレースが開催された。
金曜日までは真夏を思わせるほどの暑さが続いた鈴鹿サーキットであったが、夜中から朝方にかけて降った雨により空気が一転、予選が行われた土曜日は強風とともに肌寒ささえ感じるほどの天候の中、午前中にフリー走行、午後には公式予選が行われた。
LEXUS勢でQ2に進出したのはTOM’Sの2台のみで、KeePer 1号車は今シーズン好調のNSX勢が上位5台を占めるなか、4番手に割って入り明日のレースをスタートすることとなった。ウェイトハンディを考慮すれば上々の結果である。
第1コーナーで3位のNSXをオーバーテイク!
昨日までの強風も収まり、気温も平年並みの過ごしやすい快晴の元決勝の日をむかえた。計測システムの不具合によってスタート時刻が40分程遅れるという波乱があったものの、システムは復旧しスタート進行は粛々と進められた。
三重県警高速隊先導のパレードラップの後フォーメーションラップがスタート、
スタートドライバーのニック・キャシディーがスーパースタートを決め、第1コーナーで3位のNSXをアウト側からオーバーテイク!順位を3位に上げる。
2位のNSXに離されないように必死で食らいつく!
追撃の手を緩めないニック・キャシディーは2位のNSXに対しテールツーノーズでプレッシャーをかけ続ける。冷えたタイヤで抜群の速さを見せたニック・キャシディーであったが、タイヤが温まり予選での早さを取り戻したNSXとの差が徐々に開くものの、
離されないように必死で食らい付いて行く。
14周目にLEXUS 39号車のクラッシュによりセイフティーカーが導入
され前後の間隔がリセットになった。2位のNSXとは差がなかったが、
4位のNSXとの間に築いたギャップがなくなってしまうことになる。
順位を2位に上げ、トップのNSXに追撃!
しかし、ピットイン後は3位へ転落
19周目にリスタートとなるが、そこでまたもやニック・キャシディーが抜群のリスタートを見せ第1コーナーで2位のNSX 100号車ジェンソン・バトン選手のイン側に飛び込みオーバーテイク!順位を2位に上げさらにトップを行くNSX 8号車を追う。
25周目にルーティーンのピットイン、ドライバーをエースの平川亮へ託しレースを再開、迅速なピットワークで2位をKeePしたままコースへ復帰するが、先にタイヤ交換を済ませていたNSX 100号車に後方から迫られ、アウトラップのスプーンカーブで冷えたタイヤで必死に防御するも及ばず、順位を3位へと落としてしまう。
今シリーズ2回目の3位表彰台獲得!
その後、タイヤと路面とのバランスが合わず必死にドライブするも順位を上げることは出来なかったが、
見事今シーズン2回目の3位表彰台獲得!シリーズランキングも3位へ上げることに成功した。