KeePer TOM’S 1号車 予選12位から挽回し貴重な3ポイントをゲット Rd.4 「Chang SUPER GT RACE」
2018 SUPER GT 第4戦 「Chang SUPER GT RACE」チャン・インターナショナル・サーキット
予選:2018 年 6 月 30 日(土)
決勝:2018 年 7 月 1 日(日)
予選結果より12位のポジションをKeeP!
スーパーGT第4戦「2018 SUPER GT Round4 Chang SUPER GT RACE」がタイ王国、ブリーラム県にあるチャン・インターナショナル・サーキットにて行われた。
前日に行われた予選は、タイ特有の突然のスコールによって大きくレースの展開が変わってしまった。今年のタイは通年以上に気温が高く、チームは翌日のレースを見越して、固めのタイヤをチョイスしていた。
しかし、それがこのスコールによって急激に気温と路面温度が下がり、最終的に上位には、柔らかめのドライタイヤをチョイスしたマシンが独占する結果となる。ウエイトハンディと、燃料リストリクターのダブルハンディキャップが、さらに足かせとなって、KeePer 1号車は12番手からの決勝スタートとなってしまった。
66周先のゴールを目指して決勝スタート!
若干雲はあるものの、隙間からは容赦なく強烈な日差しが照り付け、気温32℃、路面温度47℃の灼熱の中迎えた決勝レース。すでに日本では恒例となった地元警察によるパレードラップが無い為、
1周のフォーメーションラップののち現地時間の午後3時に「2018 SUPER GT Round4 Chang SUPER GT RACE」が66周先のゴールを目指しスタートした。
着実に順位を積み上げて、24周目には8位へ!
ニック・キャシディーがスタートのステアリングを握り、
ポジションをキープしたまま順調にスタート。
スタートタイヤは、予選で使ったタイヤを使用する
レギュレーションとなっている為、
固めのタイヤを慎重に温めながら周回を重ねる。
ペースの上がらないライバルのマシンに前を塞がれ、
なかなか自分のペースでの走行ができない、ストレスの溜まる展開。
虎視眈々と前のマシンを追うニック・キャシディーは、
9周目に11位、15周目に10位と徐々に順位を上げていく。
23周目の周回時には、ライバルのクラッシュで順位を9位に上げ、
翌24周目には8位と確実に順位を上げていった。
ピットインでまさかのロスタイム、順位は11位へ!
34周目の周回時にルーティーンのピットイン、
給油とタイヤ交換を終えて再スタートしようとしたところ、
タイヤ交換が終わる前にエアジャッキを下げてしまうというミスがあった。
給油とタイヤ交換を終えドライバーをエースの平川亮へ交代し
コースへ復帰、レースを再開した。
ピットでのロスタイムもあり、全マシンがピット作業を終了した時点で、
11位と順位を落としてしまうが、平川亮は諦めずに前のマシンを追い続けた。
順位を8位まで上げて、レース終了!
最終的に順位を8位まで上げてレース終了。後半の平川亮のペースが良かっただけに、ピットでのロスタイムが悔やまれるが、
貴重な3ポイントを獲得し次戦の富士500マイルレースに挑む。