梅雨明けと同時にSUPER GT 第 4 戦が開幕。
一気に夏がツインリンクもてぎにやってきた。
今回は今シーズン 3 レース目だが、第 3 戦が 8 月に延期され、第 4 戦が先に行われることとなった。サクセスウエイト 46kg を搭載する、 TGR TEAM KeePer TOM’S 37 号車は、予選前、午前中のフリー走行でセットアップに苦しんでいたが、予選までにセッティングの方向性を修正して午後の予選に臨むことができた。
Q1 ではチームメイトの 36 号車のタイムを上回って 4 番手で Q2 進出を決めることができた。そして Q2 では、チーム内の順位を逆転するかたちで 5 番手のスターティンググリッドから 63 周の決勝レースをスタートすることとなった。
日曜日の決勝は、予選日を上回る気温と路面温度の上昇が予想されてている。ウエイトエフェクトで厳しい戦いになることが予想されるが、シーズンの折り返しに向けて大量ポイント獲得を目指す。
●持ち込み(ガレージにおけるセットアップ)の方向性が土曜日朝のコンディション、路面状況と若干合わない部分があり、
セットアップの修正が必要だった。気温路面温度の上昇を予測してタイヤのチョイスも行った。
●Q1 を平川 亮が担当した。
●予選に向けてのセットアップは順調に進み、4 番手で Q2 進出を果たすことができた。
●Q2 を阪口晴南が担当した。
●上位陣は 1 分 37 秒台に突入していた。
●阪口も37 秒台を目指してアタックを開始したが、平川の Q1 タイムを上回ることができずに 38 秒台に止まった。
●チームメイトの36 号車に続く 5 番手のスターティンググリッドから 63 周の決勝をスタートすることとなった。
決勝日は予選日に増して、気温と路面温度が高くなった。それは想定の範囲内であって、チームとしては決勝63 周の戦いで、どこまで順位アップできるかという期待を抱いてスタートを切った。
1 周目に見事一つ順位を上げて、チームメイトの 36 号車に続き 4 位を走行。
しかし、リヤのグリップが下がってきてしまい 5 位に順位を戻してピットインのタイミングまで周回を重ねた。
25周してピットインしてドライバー交代。再スタートを試みた時にアクシデントが発生してしまった。
タイヤ交換の作業が終了して、ジャッキダウン、スターターボタンを押してもエンジンが作動してくれなかった。一旦リセットして再びスタートを試みると、エンジンがかかり、ピットを後にすることができたが大きなタイムロスで順位を下げてしまった。 7 位まで順位を挽回してレースを終えた。
●阪口晴南がスタートドライバーを担当した。
●3 番手グリッドの NSX16 号車を 1 周目にパスして、チームメイトの 36 号車と共に順位を一つ上げた。
●その後リヤのグリップダウンによって、16 号車と順位を入れ替えてピットインのタイミイングを迎え、 25 周してピットイン。
●平川亮にドライバー交代。給油、タイヤ交換を終えてジャッキダウンしてエンジンスタートを試みたが、
スターター自体は作動しているようだったが、エンジンが掛からなかった。
●一度リセットをして再びスタートボタンを押すとエンジンが始動。
その間に要した時間は約5 秒から 6 秒。これで大きく順位を落としてしまった。
●コースに復帰した時には9 位まで順位を落としていた。
●上位マシン1 台がアクシデントで脱落、さらに 2 回目の FCY 解除と同時に一つ順位アップに成功。
終わってみれば、 7 位でフィニッシュ。4 ポイントを加算してランキング 4 位となった。