確実にポイントをゲット!シリーズ1位をKeeP!! Rd.3 「SUPER GT in KYUSHU 300km」
2017 SUPER GT 第3戦 「SUPER GT in KYUSHU 300km」オートポリス
決勝:5月21日(日)コースコンディション:Dry
昨年は震災の影響でここオートポリスサーキットにも被害があり、2年ぶりの開催となったSGT第3戦
GT300kmレース、エースドライバーの平川亮は2015年のGT参戦1年目にオートポリスサーキットでのレース経験はあるものの、
パートナーのニック・キャシディーにとっては全くの初めて走るこのコース、
両ドライバーとも経験値の浅さが心配される中、決勝前日の土曜日の午前中に行なわれた練習走行では、
経験値の浅さを克服すべくひたすら走行を重ねた。
タイム的には15台中の14番手にとどまったが、確実に手ごたえを感じた練習走行になった。
ノックアウト予選 見事5番グリッドを獲得
その日の午後に行なわれたノックアウト予選、15台中8台までしか次の予戦Q2に進めない中、
平川亮が見事全体の6番手タイムを叩き出しQ2進出を決める。
続く予戦Q2では、午前中に初めてこのサーキットをGTマシンで走行したニック・キャシディーが、
これもまた初めての予選に挑み見事5番グリッドを獲得!
適応力の速さを改めて実証した予選となった。
NSXに襲い掛かるもウエイトハンディーに苦戦
初夏の気温ではあるが湿度が低く爽やかな陽気の中、
大分県警によるパレードラップの後、
2017年スーパーGT第3戦オートポリス大会(65周)がスタートした。
予戦順位を確保したままレーススタート、
スタートドライバーのニック・キャシディーが前をいくNSXに襲い掛かるが、
さすがにウエイトハンディーが響き次第に離されてしまう、
5周周回時に最終コーナーで大きなクラッシュが発生、
セイフティーカーが導入されコースの回収が行なわれる。
14周目にリスタート、
追撃を再開するが15周目にウエイトハンディーの少ない#36号車に先行を許し6位へ後退、
続く27周目にGT300クラスに詰まった隙に#38号車にも先行され7位まで後退してしまうが、
#38号車の接触の際に再び6位に順位を戻した。
続く29周目にルーティーンのピットイン、ドライバーを平川亮へ交代する。
全車がピットインを終えた時点で、やはりウエイトハンディーの影響は大きく、
軽いマシンに先行を許し8位まで順位を下げてしまうが、
諦めず果敢に攻め続けた47周目に、先行するマシンに追いつき、
なんと3位から8位までが一列縦隊の超混戦状態でレースを繰り広げる。
この混戦の中、平川亮は巧みなドライビングで混戦を抜け出し順位を6位まで上げチェッカーを受ける、
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