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                          SUBARU BRZ GT300はシーズン最終戦を7位フィニッシュ
                          AUTOBACS SUPER GT Round 5 Race Report
                          開催日 2024 年12 月7 日(土)〜12 月8 日(日)
                          開催地 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)
                          レース 5.807km x 52 周 参加台数 : 27 台(GT300)
                          天候 7 日(土) : 晴れ 8 日(日) :晴れ 観客数 :3 万5,500 人

                          2024年12月7日(土)8日(日)に、SUPER GT 第5戦「SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL」が行なわれました。

                           

                          12月の開催となった第5戦の鈴鹿は2日間とも晴天に恵まれましたが、気温は低く、強い風も吹くコンディションでした。

                          それでも述べ3万5500人のSUPER GTファンが押し寄せ、シーズン最後のレースを楽しみました。

                          そうした中、SUBARU BRZ GT300は公式練習から好調で、常時トップタイムを計測していました。

                           

                           

                          【予選】 Q1予選は参加27台が一斉に25分間走行し、タイムを計測します。

                          BRZ GT300は井口卓人が最初にアタックをし、コースレコードまで0秒232に迫る好タイムをだしました。

                          続くQ2の山内英輝はさらにタイムを縮めコースレコードを塗り替えます。

                          しかし山内のレコードタイムをさらに上回るマシンがあり、BRZ GT300はQ1とQ2の合算タイムで2位のポジションを獲得しました。

                           

                          【決勝】 決勝レースは井口卓人がスタートドライバーを務めましたが、各マシンともタイヤのグリップに気を遣いながらの走行になり、激しいポジション争いではなく、長いトレイン状態で周回をこなします。

                          井口はFCYでタイヤの温度が下がってしまい、ふたたび高グリップに戻せず、ポジションキープの走行になり、ドライバー交代が許されるミニマム周回数でピットインをする作戦にします。

                          井口はグリップの落ちたタイヤで必死にポジション防衛するものの、勢いのある後続マシンの追い上げを止められず3位に後退してピットインをします。

                          山内英輝に代わった時点でポジションは9位まで落ちますが、ニュータイヤで追い上げを図ります。

                          しかし上位チームはタイヤ無交換や2本だけ交換でピットタイムを短縮したため、なかなか追いつくことができません。

                          レースも終盤になりさらに気温が下がってくるとダンロップタイヤは思うようにグリップが得られず追撃はここまで。

                          ポジションは7位まで戻してのチェッカーとなりました。

                           

                          井口卓人 「タイヤ無交換のチームに追いつけないのは悔しいです。今日のような低い路面温度だとライバルタイヤの良さが際立ってしまいました。来年に向けてはダンロ
                          ップさんと一緒に考えていければと思います」


                          山内英輝 「タイヤとクルマのレベルアップが必要なのかもしれません。普通では経験しないことを今年はたくさんしたので、そうした経験を活かして来年につながればと思
                          います」


                          小澤正弘総

                          「年々クルマの性能が上がっている実感はありますが、今年はチャンピオンを取った年より約100kg重い状態からのスタートでしたので、全てに負担がかかる状況です。

                          ブレーキも厳しいし、燃費も悪くなります。

                          そうしたハンデに対応していくのが我々の仕事なのですが、すべてが噛み合う状況にまで持っていくことができませんでした。

                          それでもチームがバラバラになることなく、常に足元を疑いながらお互い仕事ができたので、来年は心機一転、勝負ができる年にしたいと思います。

                          今年1年不甲斐ないレースが多く、ファンの方の期待に応えられずに申し訳ありませんでした。それでも応援を続けていただいたみなさんには感謝いたします。

                          来年も引き続き我々の背中を押していただけると嬉しいです」

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