2016 SUPER GT 第6戦 「International SUZUKA 1000km」鈴鹿サーキット
決勝:8月28日(日)コースコンディション:Dry/Wet
8月27日(土)・28日(日)三重県鈴鹿サーキットにて、伝統の鈴鹿1000kmレースが行なわれた。
猛暑の中行なわれた予選では思いもよらぬ苦戦を強いられ、14位グリッドからスタート。
そして、決勝では徐々に順位を上げてゆくも、さらなる苦境に見舞われることになった
スタート直後からライバルとの激しい争い
第5戦終了時にランキング3位、30ポイント=60kgのウエイトハンディを搭載して挑んだLEXUS TEAM KeePer TOM’S の37号車は、後方スタートとなったためにスタート直後からライバルと激しい争いを繰り広げた。
前を走るマシンに手を焼き、思うようなペースで走ることができないラップが続くが、マシンをパスしてからは徐々にペースを上げ、順位もアップしていった。
スタートを担当したロシターは28周して、コンビを組む平川へドライバー交代。平川も集団の中、順位を前後しながら長丁場のレースへ順調に走行を重ねた。
ジェームス・ロシター
「スタート直後は1号車と争う展開となった。それ自体は楽しかったのだけれど、順位を上げるのに時間がかかってしまった。その後は、どんどんと順位をアップ。9位まで5ポジションを上げることができた。亮(平川)も 1号車とバトルしたりしながら頑張ってくれた。しかし、自分の二回目のスティントで駆動系にトラブルが発生、苦しいドライブを強いられた。再び亮(平川)のスティントでトラブルが進んでしまってリタイヤとなった。次戦タイラウンドは自信があるので多くのポイントゲットを狙う」
平川 亮
「ジェームス(ロシター)から引き継ぐと前に1号車が居て、こっちの方がラップタイムは速いのだけれど、相手がストレートの伸びが良くて抜けなかった。数台と団子状態で走行し接触もあり、順位を落としてしまう周もあった。再びジェームス(ロシター)からバトンタッチした時点で駆動系トラブルが出ていた、直後にセイフティカーランとなり。そこでさらにトラブルが悪化して、最後はレース続行が不可能となってしまった。再びポイントゲット出来ずに残念。タイともてぎで挽回したい」