RACES

2024 series
    2023 series
      2022 series
        2021 series
          2020 series
            2019 series
              2018 series
                2017 series
                  2016 series
                    2015 series
                      2014 series
                        2013 series

                          AUTOBACS SUPER GT Round 7 Race Report

                          開催日 2024 年10 月19 日(土)〜10 月20 日(日)
                          開催地 オートポリス(大分県日田市)
                          レース 4.674km x 88 周 参加台数 : 27 台(GT300)
                          天候 19 日(土) :雨 20 日(日) :曇りのち晴れ 観客数 :2 万4,000 人

                          10月19日(土)、20日(日)大分県日田市のオートポリスでSUPER GTシリーズ第7戦「AUTOPOLIS GT 3 hours RACE」が行なわれました。

                          SUBARU BRZ GT300は今季大きな課題はないものの、マイナートラブルや戦略など噛み合わないレースが続いていましたが、前戦のSUGO大会で5位入賞を果たし、チームにリズムも戻ってきました。


                          10月中旬にも関わらず金曜の搬入日は25度の夏日で汗をかくほどでした。

                          翌日の予選日は一転して濃霧と豪雨に覆われ、コースイベントのすべてがキャンセルになる荒天でした。

                          そして日曜日は予選・決勝のワンデーレースに変えて行われましたが、今度は気温10度といきなり冬が訪れるという目まぐるしい環境変化の週末でした。


                          【予選】
                          20日朝に行われた30分間の予選では、SUBARU BRZ GT300は山内英輝がアタックしました。

                          朝のオートポリスは、雨は降っていないものの、路面状況はウエットで路面温度も10℃と気温同様に低温です。

                          山内はレインタイヤでタイムを出しておき、レコードラインが乾いてきたらスリックタイヤで再びアタックという戦略をとりますが、予選終盤に他のマシンのクラッシュにより赤旗中断となります。

                          山内は新品のスリックのままで、残りの時間でウォームアップからのタイムアタックができるか微妙な残り時間となってしまいました。

                          しかし、3ラップ目のアタックではウォームアップがあと一歩足らず、レインタイヤでのタイムを更新することができず、予選18位となりました。


                          【決勝】
                          レースが2回のピットインと給油を義務付けられているため、ドライバーローテーションは山内がダブル・スティントを担当し、井口でチェッカーを迎える作戦です。

                          山内はスタート直後からジャンプアップし、みるみる上位に迫ります。14周目には早くも6位に上がるごぼう抜きを披露し、最初のピットイン時は4位。

                          そして49周目にはついにトップに立つという離れ業を見せました。終盤にむけSUBARU BRZ GT300はトップのまま井口卓人と交代するスケジュールでしたが、ピットイン予定の直前に運悪くセーフティカーが入りピットクローズとなってしまい、セーフティカーランの間にすでに2回のピットインを済ませた後続車との差が詰まってしまったので、セーフティカーランが明けてすぐにピットインしましたが、大きく順位を落とす結果となってしまいました。

                          それでも10位でコースに復帰した井口は神がかり的な速さを見せ5位にまで順位を戻します。

                          そして残り8ラップとなったとき、ブレーキトラブルが発生し、減速できずにガードレールにクラッシュしてしまいました。

                          大きな衝撃を受けたため救急車でメディカルセンターに運ばれた井口の容態が心配されましたが、幸いにも大きな怪我はなく軽いむち打ち程度とのことです。


                          小澤正弘総監督
                          「井口が無事で何よりです。戻ってしっかりと原因を検証して、こうしたトラブルを出さないようにしないといけません。申し訳ありませんでした」
                          次戦のSUPER GTは11月2日(土)、3日(日)に「MOTEGI GT 300km RACE」が行なわれます。残りわずかですが、全力で走りますので、引き続き応援をよろしくお願いしま
                          す。

                          ページTOP