ドライバー | タイム | 順位 | |
Q1 | Andrea Caldarelli | No time | 15位 |
Q2 | - | - | - |
KeePer TOM’S の37号車を駆る伊藤 大輔とアンドレア・カルダレッリは、Q1で駆動系トラブルのためタイムアタックができないという悪夢に見舞われた。
カルダレッリはQ1を担当し、ストップする直前までは4番手のタイムを記録していた。
午前中の練習走行で速さを見せていただけに、Q1でトラブルがなければ好結果が期待できた。
赤旗提示の原因となり、ルールにより全てのタイムは抹消された。
伊藤 大輔(ドライバー)
午前中の練習走行ではマシンの調子も良く、素晴らしい週末をスタートできていただけに、何と言ったら良いのかわからない。
36号車と共にフロントローを独占したかっただけに残念です。
クルマの調子はもの凄く良い状態なので、明日のレースは最後尾からのスタートとなるが出来るだけ順位を上げたい。
アンドレア・カルダレッリ(ドライバー)
クルマの調子は最高の状態だった。タイヤを温め終え、最終コーナーを出てアタックラップに入ろうと思ったら凄いバイブレーションが起きると同時に煙が室内に入ってきた。何が起きたのか分からなかったので、とりあえずクルマを止めて外に出た。
残念な事ではあるが、決勝レースではなく予選で起きてくれたことがせめてもの救いかなと気持ちを切り換えた。明日は500kmという長いレースなので着実に追い上げ、表彰台を目指して挑みます。
小枝 正樹(エンジニア)
36号車と同様に朝の練習走行では調子も良く、TOM’Sの2台がフロントローを分け合うことができたらと期待していた。
プロペラシャフトの破損はアクシデントとしか言いようがない。明日の決勝レースでは順位を上げるべくしっかりとクルマを修理して臨みます。
関谷 正徳(チーム監督)
36号車と対照的な結果となってしまい、残念な予選となった。
もし、37号車にトラブルがなければTOM’Sは36号車と共に予選を席巻していただろう。37号車は明日の決勝レースで表彰台に上れることを期待したい。
ドライバー | ベストタイム | 順位 |
Daisuke Ito | 1:33.598 | 6位 |
富士スピードウエイで開催されたスーパーGT第2戦でLEXUS TEAM KeePer TOM’Sの37号車KeePer TOM’S SC430は6位でフィニッシュした。
KeePer TOM’S SC430はGT500の最後尾からスタートし、伊藤が第1スティントで鬼神の走りを見せて5位までポジションをアップした。
カルダレッリは37周目に伊藤からステアリングを譲り受け、スティント中はGT-Rを従えて走行した。
2回目のピットストップでカルダレッリから伊藤に交代した際、順位を一つ下げてしまった。
伊藤 大輔(ドライバー)
予選での故障は完全に修復されていてクルマの状態も良く、最初のスティントで順位を10個も上げることができた。
アンドレア(カルダレッリ)が頑張って5位をキープしてくれ、表彰台へ向けて再び順位アップを図ったが6位とポジションを一つ落としてしまった。なぜ順位を落としたのかチームとじっくり分析したい。
クルマの状態は良く、これだけクルマの調子が良いのだから次戦以降も勝利を目指し闘います。
アンドレア・カルダレッリ(ドライバー)
大輔(伊藤)の走りは本当に素晴らしかった。自分も順位をアップしようと頑張ったが12号車の追撃を受けて厳しい展開となり、5位をキープすることが精一杯だった。
大輔(伊藤)へバトンタッチしたがアウトラップでポジションを一つ下げてしまった。なにしろスタートポジションがあまりにも後ろだったことは不運としか言いようがない。
もし、中段からスタートできていたら、確実に表彰台をゲットできるだけのポテンシャルをクルマは持っていた。
小枝 正樹(エンジニア)
大輔(伊藤)選手の走りは凄かった。最後尾から10台も抜いて順位をアップしたことで、我々のクルマの速さと強さを十分に示してくれた。
アンドレア(カルダレッリ)も着実に走ってくれ、37号車は36号車と同じ実力を持っていることが判った。
最後のピットストップで順位を落としたのは残念だが原因をしっかり究明したい。クルマは好調なので次戦のセパンでもこの調子で頑張ります。
関谷 正徳(チーム監督)
最後尾の15番手からスタートしても強さを十分に見せ付けることができたことを誇りに思う。大輔(伊藤)が順位を上げ、アンドレア(カルダレッリ)がその順位をキープし、最後のスティントに臨んだ。
表彰台に上れる順位でフィニッシュしたかったがそれは難しかった。10ポジションも上げる実力があるのでセパンは勝ちに行きたい。約束したい。